fusion AI / Two-way Connect

ユースケース: 生成AIによるクレーム対応業務

株式会社シナジー研究所

fusion AIは、株式会社シナジー研究所の登録商標です。

組織内の生成AI活用業務のすべてが、REDMINEの業務一覧画面に表示されています。

以下では、クレーム対応という生成AI活用業務を例に説明します。REDMINEで、クレーム対応業務を選択すると、以下のようなタスク一覧が表示されます。

この段階での、担当者とfusion AIチャットボットの会話は以下のようになります。長文のプロンプトも、その前後のコピー&ペーストも必要ありません。通常の生成AIの利用方法と比較して、プロンプトが非常に簡潔であり、かつ、チャットボットがユーザーの行いたい作業を理解していることがわかります。

また、ここでは、クレーム対応手順の生成を、このクレームに限って英文で出力することを要求しています。

この例のように、個別の案件に対して特別な要求がある場合に、例外的な指示ができることも、チャットボットによる自然言語インターフェースの長所であり、自然言語を隠ぺいした処理型のソリューションではこのような柔軟性を実現することが難しくなります。

会話テキスト(ボールドがユーザー、それ以外がタスク・アシスタント)

緊急性の高いクレームを表示しなさい

以下は優先度が高いクレームのリストです。表形式で表示します。

優先度ID件名
高め369A社 不良品発生(岐阜工場)
急いで392J社(鹿児島工場)保証期間内の故障
急いで391I社(静岡工場)技術仕様の誤解
急いで386E社(金沢工場)耐久性問題
急いで384A社(札幌工場)部品654321不足
急いで383C社(福岡工場)配送中の損傷
急いで382B社(広島工場)塗装不良報告
今すぐ368A社 部材12345納入遅れ(宇都宮工場)

どのクレームの対応手順を作成する必要がありますか?

チケット368に対応する。手順は英語で作成して。

The description for Ticket 368 has been updated with the following response steps in English:Initial Contact: Contact the client to acknowledge the receipt of the complaint about the delayed delivery of specific parts.

(以下、省略)

Chatbot画面

これだけの入力で、REDMINEのタスク画面には、以下のようなクレーム対応手順が表示されることになります。REDMINEはWEBアプリーケーションですから、この画面は、そのユーザーであれば、世界中どこにいてもリアルタイムで確認することができます。

Redmine画面

さらにユーザーからの入力を補うことで、クレーム対応タスクの開始日や期日を設定し、その進捗を管理することができます。

以上のような、クレーム手順に対して承認が必要であれば、そのためのワークフローを実行することもできます。

上述の会話は、タスク・アシスタントとREDMINEのサポートが無ければ、会話の前後において、コピー&ペーストによって別のアプリーケーションとデータを受け渡し、さらに、次の担当者に情報を渡すのは煩雑な手続きを必要とすることでしょう。

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