Q. fusion AI / Two-Way Connectはどのようにして業務を効率化しますか?
A. fusion AI / Two-Way Connectは、自然言語インターフェースを活用して業務の効率化を推進します。生成AIによる処理は、業務を理解したアシスタントによって支援されるため、簡潔で効率的なものとなります。また、業務が明確になり効率化することで、継続的な改善とプロセスの最適化も可能となります。このプロセスはリーン生産システムの原則に基づいており、個別の業務だけではなく、ビジネスプロセス全体の無駄の削減と効率性の向上を図ることができます。
Q. このシステムはリアルタイムでのデータ更新をどのように扱いますか?
A. ユーザーは、課題管理システム(REDMINE)を通じて、生成AI業務の入力として必要なデータを直接受け取ります。アシスタントのサポートを受けながら、ユーザーは最小限のプロンプトを用いてテキストやプログラム言語の生成、変換、編集(調整)、要約を行います。このプロセスでは、処理結果(出力)はユーザーに表示されるだけでなく、適切に解析された後で課題管理システムに送信されます。このような一連のステップにより、課題管理システムとのデータの入出力およびAIによるデータ処理が同時に行われ、リアルタイムでのデータ更新が実現されます。
Q. どのような業務プロセスの効率化に最適ですか?
A. 特に繰り返し発生するデータ処理、定期的なレポート作成、顧客対応など、ルーチンワークに多く時間を取られがちなプロセスに最適です。これにより、従業員はより戦略的かつ創造的な作業に集中できるようになります。また、課題管理システムの存在により、業務の連携を強化して、リードタイム短縮を目指すことが求められるプロセスにも向いています。
Q. どのような技術がこのサービスに統合されていますか?
A. 以下の技術がこのサービスに統合されています:
Q. システムのセキュリティ対策はどのようになっていますか?
A. システムのセキュリティ対策に関して、fusion AI / Two-Way Connectは、Microsoft Azure Open AI Serviceを活用しています。このサービスを利用することで、Azure Open AIの規定に従い、ユーザーのセキュリティが保護されます。具体的には、ユーザーのプロンプトやAIからの返答が他のユーザーによって利用されたり、AIの学習に使用されたりすることはありません。この情報は、マイクロソフトによって30日間記録され、不正利用の監視や有害コンテンツの排除を目的として管理されます。お客様が独自のAzure環境でfusion AIを利用する場合は、マイクロソフト社への申請により、これらのプロセスを除外することが可能です。また、シナジー研究所では、お客様との契約内容に沿って機密情報の管理を行います。
Q. 導入のプロセスはどのように進みますか?
A. 導入プロセスは、ユーザーが容易に自身の課題について相談できる無料相談会から始まります。無料相談会では、必要に応じて複数回のセッションを開催することが可能です。その後、シナジー研究所からは、一つまたは複数の業務への適用を前提とした「コンサルティング&要求分析」の提案が行われます。この段階で契約が締結され、実施に移ります。通常、このフェーズで運用段階までのコスト積算が可能です。その後、課題管理システム、REDMINEの導入および必要な設定が行われ、アシスタントを設定し、アシスタントツールの開発とテスト利用が進められます。運用開始後は、シナジー研究所が継続して活用支援と基盤及びツールの保守を行います。
Q. サポート体制はどのように組まれていますか?
A. システムの運用開始後、シナジー研究所は、ユーザーの継続的なサポートと保守のために契約を締結します。このサポート体制は、既に設定された環境やツールの保守に限らず、適用業務の拡張や既存機能の強化・拡張を含む活用支援を提供します。サポートの内容やグレードは、お客様の要望に応じて柔軟に提案され、それに基づき最適なサポートプランが組まれます。この体制により、ユーザーは技術的な問題や運用上の疑問点が生じた場合に迅速かつ的確な支援を受けることが可能です。
Q. トレーニング・プログラムは提供されていますか?
A. はい、トレーニング・プログラムは提供されています。初期の段階で必要なトレーニングは、環境とツールの納品時に実施されます。これにより、ユーザーはシステムの基本的な操作方法や機能について理解を深めることができます。さらに、ユーザーからのリクエストに基づき、追加のトレーニング・プログラムを実施することも可能です。これにより、システムの効果的な利用やさらなる機能の活用が促進されます。
Q. このサービスのコストはどれくらいですか?
A. このサービスのコストは、提供されるサービスのグレードによって異なりますが、概略は以下のようになります。
導入時には、コンサルティング&要求分析が1業務、1か月で45万円からスタートします。各種設定とツール開発も、1業務、1か月で同様に45万円からとなっています。複数業務が組み合わされる場合には、ディスカウントが適用可能です。
運用時の費用については、活用支援および保守が1か月5万円から始まります。これには適用業務の拡大支援も含まれます。
運用時の経費としては、REDMINEの利用料が発生します。これは無料から月額約1000円/ユーザーまでで、ユーザー企業が独自にオープンソースを利用する場合は無料ですが、有償プラグインやクラウドサービスを利用する場合にはユーザー数に応じた月額費用がかかります。また、Microsoft Azure Open AI Serviceの利用量に応じた費用や情報インフラ関連費用も考慮する必要があります。
詳細な料金体系や具体的な見積もりについては、直接お問い合わせいただくことをお勧めします。
Q. ROIはどのように計算されますか?
A. ROI(Return on Investment)の計算については、現在詳細なデータがまだ集まっていないため、具体的な計算方法や具体的な数値の発表は今後の予定です。通常、ROIの計算に必要な利益と費用の項目は、以下のようになります。fusion AIサービスに固有の項目は項目名の末尾に(fusion AI)と記載しています:
初期投資項目:
継続的なコスト項目:
利益項目:
Q. このシステムを使用して効率がどの程度向上しましたか?
A. このシステムを使用して効率が向上した具体的な実績例については、今後詳細なデータとともに発表する予定です。これまでのデモンストレーションでは、例えば客先からのクレームを課題管理システム、REDMINEの課題(チケット)として登録し、そのクレーム処理手順を生成AIで作成し、結果を直接クレーム課題に登録して次の工程へのアクションを促すことができました。このようなプロセスにより、業務処理の速度と正確性が大幅に向上し、従業員がより戦略的かつ創造的な作業に集中できるようになりました。(https://synergy-res.co.jp/fusion-ai-usecase)
Q. ユーザーフィードバックはどのようなものがありますか?
A. ユーザーフィードバックについては、テスト導入やデモンストレーションから得られたいくつかの反応を共有します。一例として、大手エンジニアリング企業からは、ユーザーとAIが会話(チャット)をした結果がタスク・スケジュールに瞬時に反映されたことに対して驚きと高評価を受けました。また、SaaS提供企業からは、「これまで業務システムとAIをどう組み合わせれば良いかわからなかったが、AIに大規模な学習をさせなくても業務システムの操作をAIに任せる方法があることが分かった」との意見がありました。さらに、コンサルティング企業からは、アシスタントのパワーでプロンプトが驚異的に短くなり、会話の結果がすぐさま課題(チケット)として登録され、後工程から認識できるのが非常に便利だというフィードバックを得ています。これらのフィードバックは、システムが実際の業務環境でどのように機能するかについて貴重な洞察を提供しており、今後の改善と発展のための重要な指標となります。
Q. fusion AI / Two-Way Connectの具体的なサービス内容は何ですか?
A. fusion AI / Two-Way Connectは、複数のフェーズに分けてサービスを提供しています。各フェーズでは次のようなサービスが行われます:
コンサルティング&要求分析フェーズ:
設定開発フェーズ:
活用支援・保守契約フェーズ:
お客様の業務の拡張や機能の強化に応じて、追加サービスやカスタマイズを行います。
このように、fusion AI / Two-Way Connectは顧客の具体的なニーズに応じた柔軟なサービス提供を目指しており、各フェーズに詳細なサポートとカスタマイズオプションを提供します。
Q. このサービスはどのような追加機能を提供しますか?
A. fusion AI / Two-Way Connectサービスは、基本的な機能に加えて多くの追加機能を提供しており、これらはユーザーのビジネスプロセスを強化し、特定のニーズに応じたカスタマイズが可能です。以下はその追加機能の一部です:
拡張性:
AIとクラウドインフラストラクチャは基本的に従量課金制であり、必要に応じてシームレスにスケールアップが可能です。REDMINEのスケールアップに関しても、契約に応じた費用で調整が可能であり、ユーザーの成長に合わせてシステムを拡張することができます。
連携オプション:
アシスタントは、REDMINEだけでなく、必要に応じて他のビジネスシステム(CRM、ERP、生産管理システムなど)にも接続できます。これにより、既存の業務システムとシームレスに連携し、データの一貫性とアクセスの効率を高めます。オプション開発によるカスタマイズも可能で、特定の接続要件に対応します。
データセキュリティとプライバシー:
技術仕様に記載されている通り、Azure Open AI Serviceの使用により、データセキュリティとプライバシーが強化されます。ユーザーのデータは厳格に保護され、マイクロソフトの規約に基づいて管理されます。
アナリティクスとレポーティング:
将来的には、詳細なデータ分析とカスタムレポート作成機能の提供を検討しています。これにより、ユーザーはビジネスの洞察を深め、よりデータ駆動型の意思決定を行うことが可能になります。
ユーザーサポートとトレーニング:
各フェーズに応じた詳細なサポートとトレーニングを提供します。これにより、ユーザーはシステムの全機能を最大限に活用できるようになります。
詳細は、こちらまでお問い合わせください。