ここ数年、次世代のインターネットと言われているWEB3が注目されています。WEB3では、アプリケーションでなくプロトコールと呼ばれるインターネットの基盤自体に経済活動を直接的にサポートする仕組みが実装されるため、さまざまな組織が俊敏にビジネスシステムを構築することができると言われています。
しかし、ブロックチェーンをはじめとする、WEB3のための基礎技術は理解が難しく、また、従来の情報システムと考え方が大きく異なるため、企業や行政のようなユーザー側と、技術をもつ開発者が、システム開発の本来の目的、利用イメージ(ユースケース)、そしてシステム実現までのプロセスを共有することは容易ではないと考えられます。
そのため、シナジー研究所では、これまで培った要求開発技法や、オブジェクト・モデリング、プロジェクト管理などの手法(参考書籍はこちら)を使って、WEB3システムを誰にでもわかりやすいものとするための、取り組みを始めることにしました。
具体的には、特定のWEB3プロジェクトやその構想段階において、これらの手法の活用を「WEB3 ビジネス・モデリング」サービスとして提供する予定です。さらに将来的にはWEB3システムの開発・実装を視野に入れたサービスに展開していきたいと考えています。
今後、セミナーや、ホームページを利用して、取り組みの現状を随時発表して参ります。
WEB3アプリケーションの産業分野としては、以下を想定しております:
- 金融
- 街おこし・地方創生
- 不動産小口化
- 食品流通
- サプライチェーン
- その他