身近な題材で生成AIと業務システムの融合を体験し実践する

図形中程度の精度で自動的に生成された説明
OpenAI
AI

生成AIを業務で活用する取り組みが広がりつつあります。
しかし、その中心は、資料作成や文章要約といった、孤立的業務への適用に限られています。

日本では50年余りの情報システム化投資の歴史があります。
これまで組織を支えてきた業務システムの活性化に生成AIを使うことはできないでしょうか。

新しい業務の流れをつくり出すために、
生成AIを使うことはできないでしょうか。

答えはYESです(できます)。

fusion AI(フュージョン・エーアイ)サービスはそのために誕生しました。

PR TIMES STORY: https://prtimes.jp/story/detail/bj4RK7H7MXx

fusion AIとは

fusion AI(フュージョン・エーアイ)は、組織内に存在する各種の業務システムを利用するユーザーに対し、業務システムへの最小限の改修で、自然言語インターフェースを提供できるようにします。

fusion AIは、すでに出来上がっているSaaSやクラウドサービスではありません。

fusion AIは、セミナーやセッションを通じて、ChatGPTと業務システムとの連携について理解を深め、fusion AIで用意されているツールを活用して、業務システムに対する柔軟で安全な自然言語インターフェースを実現する伴走型のサービスです。

業務の例としてプロジェクト管理の場合、経営者なら「XYZ物流センタープロジェクトの進捗率を教えて」とか、部門管理者なら「今月忙しい人を一覧表でみせて」のように、自分の発想や関心に沿った自然な語彙を用いて自然言語インターフェースに話しかけ、結果を手にすることができます。以下の図は、ChatGPTと連携するタスク管理システムに対して、経営者が自然言語で問いかけている様子です。

ChatGPTとタスク管理システムの連携

何が準備されているか

適用対象となる業務システムの種類に特に制約はありません。そのため典型的な業務システムの例として、fusion AIでは、多くの組織にとって身近なテーマであるタスク管理を題材とした説明資料やデモ・システムを用意しています。業務システムとしては、オープンソースのタスク・プロジェクト管理システムREDMINE(レッドマイン)を選択し、参照実装と説明資料の作成を行いました。

この参照実装は、AIサービスをユーザーに提供するために開発されたCAFE(会話型アプリケーション・フロントエンド)上で行われています。タスク管理の題材において、CAFEは、Chat GPT APIのPlugin機能と、業務領域APIであるREDMINE APIを駆使して、ユーザーにREDMINEに対する自然言語インターフェースを提供しています。

fusion AIサービス・システム・アーキテクチャー

生成AIの利用で、業務システムの国際化も低コストで可能

タスク管理の参照実装においては、日本語、英語、フランス語などのいくつかの主要言語で問題なく会話が成立すること、また必要に応じてタスク管理データベース内のデータの翻訳もCAFEに対して依頼できることが確認できています。そのため、特に、国際的な利用が求められている業務システムにおいてはfusion AIサービスによって低コストで国際化できると期待されます。

タスク管理以外の業務システムに対応できる

fusion AIサービスは、このような自然言語インターフェースを、タスク管理以外の広範な業務システムのバリエーションに対して提供することができます。例として、CRM(顧客関係管理)、HRシステム、ERP、生産管理、図面管理、IoT関連システム、BIなどがあげられます。これらは、自社開発でもパッケージシステムでも、また、オンプレミス配備でもクラウドサービス上のシステムでも対応できます。

連携可能な業務システムの例
連携可能な業務システムの例

業務システムとの連携のためには、通常は業務システム側にAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)が必要ですが、fusion AIサービスの一環としてそのAPIの開発を行うこともできます。

ツールとメソッド

fusion AIサービスが用意するツールとして、前述のCAFEがあるほか、プラグイン開発のメソッドであるプラグイン依存性分析設計メソッド(PDAD)もあります。PDADにより、柔軟で安全性の高いシステム設計を行うことができます。そのため、上述の「XYZ物流センタープロジェクトの進捗率」の例であれば、その「進捗率」が、プロジェクト管理システムのどのデータをどのように加工して得られるのかを明確に識別し、仕様として明らかにすることができるのです。

PDAD

生成AIの問題点とされるハルシネーション(幻覚)についても、PDADによりそれが発生し得る個所を特定して対策を練ることができるため、透明で安全な「責任あるAI」、「説明できるAI」を実現できます。

サービスの進め方

サービス提供はセミナーコース、体験コース、実践コースという3つのコースでセミナー形式やセッション形式によって行います。

サービスの進め方

セミナーコースでは、fusion AIの取り組みを、目的、効果、プロセス、技術の観点から説明しますので、体験コースや実践コースの詳細についてあらかじめ知ることができます。

体験コースは、上述のタスク管理を題材として、自然言語インターフェースに実際に触れて試すことができ、また、上述のPDADを使って、独自の語彙や語り掛けに応答が得られるようにプラグインを要求分析し、さらに実装するプロセスを体験することができます(実装は、弊社AIエンジニアが行います)。

実践コースでは、タスク管理から離れて、自社がもつ固有の課題の解決や、独自の業務システムの自然言語インターフェースの開発、さらに複数システムの連携の実現などを目指して、POC(概念検証)やプロトタイピングから始めて、本格的開発までを行います。

体験コース、実践コースともに、セッションで得られた、ユーザー企業独自のIT課題を抽出し課題管理を行い、継続した開発に備えることができます。

上記、3つのコースを組み合わせて、反復的に課題と要件を明らかにして、実用的なシステムの構築を目指すことができます。以下は、その進行例です。

fusion AIサービスの進行例
fusion AIサービスの進行例

今後、fusion AIについての情報を随時、このページにアップしていきます。
fusion AIについてのお問い合わせは、こちらまでお寄せください。

※fusion AIは、商標登録出願中です。(株式会社シナジー研究所)

27F, Shiroyama Trust Tower, 4-3-1, Toranomon, Minato-ku, Tokyo, 105-6027, Japan
TEL 03-5404-8583

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