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なぜ外国の夜景なのか?
長い間ほとんど更新しなかった古いホームページに別れを告げ、2018年12月にホームページをリニューアルしました。最大の特徴はトップページにある外国の夜景でしょうか。これは、スコットランドのエジンバラの夜景です。なぜエジンバラなのかは、写真にかぶせてあるテキストの通り、18世紀イギリスの経済学者であるアダム・スミスの生誕地だからです。アダム・スミスは国富の源泉が分業にあると説きました。そして分業の成果ともいえるその後の産業革命でイギリスは巨大な富を蓄積しました。
分業に注目する理由は、それがシナジー研究所のテーマであるソフトウェア開発においていまだ達成されていない課題だという認識があるからです。成長の限界が見え始めた世界経済の中にあっても堅実に成長しているIT(情報技術)産業は、ソフトウェアに大きく依存しています。 しかし、そのソフトウェアはまだまだ個人の才能や能力に大きく依存しており、組織や人の役割が整理され、スムースな仕事の流れが実現されているとはいいがたい現状にあります。
もし、スムースな仕事の流れが実現できたら、ソフトウェア産業は多くの先輩産業がかつて産みだしたと同じ様に豊富な富を創出するだろう。そんな思いで、トップページをエジンバラの写真にしました。
Synergyワールドの構成
コンテンツはCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)の機能を使って、大きく4つのカテゴリーから構成されるSynergyワールドとしてまとめました。
4つのカテゴリー
(1)リーンならありだ!
(2)エンタープライズアジャイル
(3)書籍・記事ノート
(4)トピック
リーンならありだ!のリーンとは、リーン生産方式のことです。リーンとは無駄がないという意味で、その源はトヨタ生産方式にあります。リーン生産方式やトヨタ生産方式の発想がソフトウェア開発にもたらしてくれる恩恵についてここでは書いていきます。
エンタープライズアジャイルでは、これまで経験した企業向けソフトウェア開発に関する知見を、また書籍・記事ノートでは、感銘を受けた、あるいは面白かった書籍や新聞雑誌記事について書いていきます。トピックでは、依田やシナジー研究所に起きた出来事、参加したイベントなどについて書くつもりです。
Synergyワールドの4つのカテゴリーは、思考と発信のプラットフォームとして役に立ってくれそうです。